こんにちは。
SUPトレーナーの星野です。
前回、スターボードチームが新しいFoilのテストに
潮見に来ていたので合流してFoilセッション
に入れてもらいました。
この日のコンディションは、潮が引いた時間帯は
腰~腹あったもののFoilのテストが始まる頃は潮が上げて
ワンサイズ小さくなりアウトも割れずらいコンディション。
よく動画などで波も無いのに飛んでるのを
見てFoilは波が無くても飛べる、
と勘違いされる人がいますが、紙飛行機と一緒で揚力さえあれば
確かに飛べますが、0から飛べるだけの揚力を得るには、
相当の技術が必要となります。
SUP Foilの場合、SUP Surfと同じで波の斜面を
使って揚力を得て飛び出し、
一度得た揚力を使いながら飛ぶため波が無くても
SUPやサーフボードよりも長くライディング
出来る事になります。
スターボードチームにGo-proでの撮影許可を貰い早速海へ。
こんなコンディションでも異彩を
放っていたのが新舞子から来たMさん。
Foilを浮かせるために揚力が必要だと書きましたが、
SUP Foilの場合当然波の斜面を使いますが、
掘れた波の方が当然テイクオフ(揚力が得られやすい)し
やすいのですが、その分いきなりボードが浮き上がるため
上級者でなければパーリングしやすく
波に巻かれたボードとFoilが頭の上から降ってくる事を
考えれば危険を避けるためにも厚めの波や波の
ショルダーからテイクオフする方が安全です。
ただ、ショルダーからのテイクは漕ぐ力が
無いと波において行かれてしまう事が多く、
この日の私がこの状態でしたがMさんの場合、
えっ、その位置から飛べるだけの?と
言う所からテイクオフしていました。
この動画は、平水面からフォイリングしている動画ですが、
平水面からでもフォイリングできる技術と体力があれば、
波のショルダーだろうがスープの状態だろうが、
コンディションを選ばずにフォイリング
出来ることになります。
まさにMさんは、この状態で見ていて感じたのは、
漕ぎ出しの速さ。
1漕ぎから2漕ぎで、すでにボードが浮いている状態でした。
浮いてしまえば次のストロークで推進力を得られれば、
そのままフォイリングして行けます。
Mさんの場合、4~5ストロークでフォイリングまで
持って行ってました。素晴らしい!
これからのシーズン、波はあまり期待できない分
北西風による風波が立つようになります。
風波では、波乗りはできませんがFoilであれば
上記のテクニックを身に付ければ、数百メートルどころか
km単位で楽しむ事も可能です。
今年の冬は、もう一段階トレーニングを強化して
Foilでダウンウィンドを楽しめるようになりたですね!
PS:
Go-proでFoilの動画を何本か撮ってたのですが、
調子に乗ってFoilしてたら最後に激落して
気がついたらGo-pro水没させてました。
仕方ないのでビーチからMさんの
動画を撮ってみました。

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